今、求められる外食産業の自動発注化とは

農林水産省の資料によると、日本全体の食材ロス(廃棄)は約621万トン。そのうち事業系の食材廃棄は357万トンで、外食産業はその37%である133万トンを占めるという結果が報告されています。

しかしながら、この地球環境の根幹を脅かす食材廃棄削減への取組みには

今、求められる外食産業の自動発注化とは

など、様々な要因が障害となっていてドラスティックな解決が困難な状況です。そんな中、解決手法として注目されているのが、外食産業本来の自動発注を行う事で「必要な、食材を必要な量だけ注文する」取組みなのです。食材を仕入れ、店内で加工料理する飲食業の自動発注システムは、部品を仕入れ組み立て出荷し、その出荷数量に応じて不足部品を自動発注する製造業に非常に近いのですが、「POS レジの売上データとメニューを構成する食材のレシピ展開の膨大さ複雑さ」「店舗での食材の貸し借り」「歩留まりや食材廃棄」「仕込品・仕掛品などの半製品の存在」「使用食材と発注食材の形状変化」「ポーション(盛り付け)が適正でない(増減)」「現場レベルでの食材卸業者との結びつき」など様々な要因により、手作業でこのプロセスを行う事は不可能です。

また近年、飲食業界に重くのしかかる過度の人手不足・人件費高騰もこのプロセスを手作業で行えない大きな要因になっています。当機構では、飲食店本来の自動発注をコンピューターシステムで行う事でスムーズに発注を行うばかりか、食材ロスを追求し廃棄を削減する取組みを行っております。また、「必要な食材を必要な量だけスムーズに注文する」ということは、今までの原価から食材ロス分を利益に変える取組みでもありますので、慢性的人手不足で人件費が高騰している昨今において飲食業の利益体質強化や働き方改革の推進などにも大きく寄与する取組みと言えます。

飲食店本来の発注プロセスが地球を救う!

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